安田念珠店
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深い濃紺色でありながら、どこかに夜明け前の空のような明るさを感じさせる神秘的なラピスラズリ。 こちらは、存在感溢れる8mm玉でお仕立したブレスレット型の腕輪数珠です。

ラピスには時折『黄鉄鉱(パイライト)』といわれる金の混入物がみられ、その美しさは古代ローマの博物学者プリニウスによって「星のきらめく天空の破片」と表現されています。

ラピスラズリは、ラテン語で「石」を意味する『ラピス(Lapis)』と、「天・空・青」を意味する『ラズリ』(ペルシア語からアラビア語に入った"ラズワルド(lazward)"が語源)を合わせた「群青の空の色」を意味する名前です。

和名では瑠璃のほか、青金石(せいきんせき)とも呼ばれ、各国で宝飾品や彫刻、魔除けの顔料として重用されてきました。

ラピスは、同じく空にちなんだ別名を持つトルコ石と並んで12月の誕生石にも指定されています。 ふと目をやると、夜空を見上げたときの静かな気持ちを身近に感じさせてくれるような、そんなロマンを秘めた素敵な一連です。


※ラピスラズリは石の性質上、汗や洗剤などが付着した状態で放置致しますと褪色致します。汗などで濡れた時、乾いた柔らかい布でぬぐうなどのケアをしていただくと、美しい状態をキープすることができます。