よくある質問
購入に関するご質問
- 念珠は人にあげてもいいですか?
- もちろん結構です。
ご結婚のお祝い、成人のお祝い、形見としてお分けになるなどのほか、お誕生日の贈り物や、京都のお土産としても喜ばれます。 - お念珠は自分で買うものではないと聞いたのですが・・・
- 一部の地域では「お数珠は人に頂くもの」という風習の所もありますが、一般的にはまずそのような決まりはありません。
- 念珠はいつ買っても良いのですか?
- ハイ、いつでも結構です。
念珠にはお守りの意味もありますので、お念珠袋に収めて普段から持ち歩かれるとよいかと思います。 - お念珠を選ぶ際、年齢は関係しますか?
- 基本的には、お好みでお選びいただいて差し支えございません。
ただ、若い方はピンクなど華やかなお品を、ご年配の方は落ち着いたお色味をお選びになる傾向があります。お悩みの際はお気軽にご相談下さい。
ピンク系の中間色「灰桜房」は程よい華やかさと落ち着きで、20代からほとんど一生お使いいただける人気色です。また、無色の玉や白い房は年齢に関係なくどなた様にも似合いますのでお勧め致します。 - 結婚の時に、お念珠は必要ですか?
- 嫁ぎ先でご先祖様にご挨拶なさるときに必要です。必ず持参いたしましょう。
一般に嫁ぎ先の正式念珠を持って行かれるのが理想とされますが、略式の片手念珠や各宗派共通のお念珠でも問題はありません。
ただし、日蓮宗の方は略式をお使いになりませんので、日蓮宗用の正式念珠をご用意下さい。 - 慶弔用のお念珠はありますか?
- 特別にそれ専用のお念珠があるわけではありません。
しかし、結婚式(仏前結婚)に使われる際などはやや華のあるお念珠が良いかと思います。 - 男女共用の念珠はありますか?
- 基本的には男女兼用のお念珠はございません。
男性用と女性用は珠の大きさや全体の大きさ、仕立や房の色等が違います。
略式の場合、男性は珠の直径が10ミリ以上、女性は基本的に8ミリ以下で作られています。
正式念珠も男性用と女性用に区別されています。
使用について
- 一重の数珠と二重の数珠を持っていますが 使い分けがよくわかりません。教えて下さい。
- 一重が略式念珠で、二重が正式念珠です。略式念珠は宗派を問わずお使い頂けます。(※日蓮宗を除く)
正式念珠は宗派ごとに異なる形をしていますが、真言宗用の正式念珠「振分」は略式念珠と同じく日蓮宗以外の全宗派の方にお使いいただけます。
なお、東海地方の一部では「お葬式には正式/法事等には略式」 と分けて使われる所もあります。
それ以外では特に決まりはございませんが、二重の方がよりフォーマルな印象ではあります。
→詳しくは 『 数珠の選び方 “色の決まりについて” 』 をご覧ください。 - 日蓮宗は専用の正式数珠が良いとの事ですが、
実家が日蓮宗の場合は専用の数珠を用意した方が良いのでしょうか? - 独身の方なら、まず日蓮宗の正式念珠が良いでしょう。
ご結婚でご実家を出た女性の場合は 嫁ぎ先の宗派になりますので、嫁ぎ先の宗派に合わせたお念珠をご用意下さい。ご結婚後にご実家で念珠を使うことがあっても、嫁ぎ先のお念珠で結構です。 - 自分の宗派の正式念珠を購入しましたが、他宗派の人の仏事には使えないのでしょうか?
- お念珠はご自分の宗派のものか、各宗派共通念珠をお使い下さい。
相手方の宗派に合わせてご用意いただく必要はありません。
どのお宗派のお葬式や仏事にも、ご自身の宗派のお念珠が使えます。 - 神道(祈祷)での使用は見かけませんが、念珠は使わないのでしょうか?
- 神道では念珠は使いません。
ただ、神道でもご近所のお付き合い等の為に念珠をお持ちの方は大勢いらっしゃいます。 - 男性ですが手が華奢ですので女性用を使用しても良いのでしょうか?
- 問題はないと思いますが、小ぶりな玉を男性用のお念珠に仕立てることもできますので、なるべく男性向けのものをご用意されることをお勧め致します。






